二分脊椎症と葉酸サプリ

胎児

二分脊椎症は神経管閉鎖障害の一つで、妊娠初期に神経管が形成されないことが原因となっています。

 

仙椎や腰椎に発生することが多く、発生した部分から下の運動機能が麻痺してしまい、内臓機能にも障害が起こることがあり、排泄障害を起こすこともあります。

 

また、潜在的なものもあり、学童期や思春期のころ、転びやすくなったり、尿漏れをおこしたりといった症状が出ることがあります。

 

このような二分脊椎症のリスクを下げるには葉酸サプリの摂取が推奨されています。

 

葉酸はほうれん草やブロッコリー、いちごといった食べ物に含まれているビタミンB群ですが、水溶性で加熱や水に弱いため1日分を食べ物から摂取するのは難しいものがあります。

 

また、体内にためておくことができないため、毎日継続して摂取することが大切です。

 

特に妊娠4週前から妊娠12週までは1日に400?が必要とされています。この時期はつわりがひどい時期でもあり、食べ物を食べることが困難であるため、葉酸サプリを利用するようにします。